大崎龍史が作った瀬戸内サニーにはしたくない。

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ども、瀬戸内サニー船長です。今回、「Amazon募集企画」の結果、すでに10個以上商品を贈っていただいています!本当にありがとうございます。ありがたく使わせていただきたいと思っています。

ただ、今回の「Mac募集企画」と「Amazon募集企画」は正直、不誠実というか、あえてのやらしさを少し出した東京のネットメディアっぽい企画だったんですけど、トップダウン的コミュニケーションの仕方だったかなあと反省したんです。もちろん、自分自身今いろいろ全力で試行錯誤した中で出した企画だったのですが、自分のキャラ的に似合わない企画をやってしまったなあと思っています。正直無理しちゃってたなあと(笑)

今回の企画も含めてなのですが多くの人が関わりたくなる、流動的な「プラットフォーム的組織」を目指す上で、キングコング西野さんとか、編集者の箕輪さんとか、モーメンタムな人たちがやっている戦略に近い、というかそういう要素を取り入れました。ただ、改めてこの企画を経てこの数日間考えてたんですが、「信用の切り売り」はしたくないと思いました。

知名度戦略ではなく、本当の意味での熱狂戦略。

別にそういう人たちを否定してるわけでもないし、僕はメディアをやる以上は自分の知名度をあげることで、メディアや企業の知名度をあげる、そのために自分を押し出すコミュニケーションをやるのも戦略上必要だと思いやりました。ただ、なんか今回の企画は自分の信用を切り売りしているようで、トップダウン的で、心にすごく違和感というかシコリが残ったんです。もちろん、僕はメディアに取材されることは全然ウェルカムです。でも、自分自身のブログでああいう企画をやると疲弊するんですよね(笑)そう思ったときに、「あ、この戦略とりたくないや」って心から思いました。精神的に良くないと思いました。逆にああいうのを普通にやれてる人は凄いです。

それよりも、外向きじゃなくて内向きに、誠実で、愛される、面白いコンテンツを作っていく。起業家というか社長って、外向きにコミュニケーションする機会が多いのでどうしても姿勢として外に向いちゃう。だけど、外とはある程度距離を置いておいて、ちゃんと会社にサービスに向き合う。その地域に向き合う。そこからちゃんとスタートしようと思っています。

あと、知名度はもういらない時代だと思っていて、その先にある「熱量」とか「愛着」っていうマーケティングファネル的にいうと一番右側が、会社としてもサービスとしても一番重要だと思っています。

なので、僕はすみませんが、自分の信用を切り売りしお金集めたりとか、PRのためのクラウドファウンディングとかは絶対にやりたくないと思いました。まあ、フェーズの問題かもしれませんが、やるなら本気で、自分の「Want(熱狂)」を磨いて、それが会社のビジョン・ミッションに繋がって、結果として多くの人が関わりたくなる、瀬戸内サニーに乗船したくなる。

その先に、クラウドファウンディングとかで支援してもらったり、投資家の人たちに投資してもらうということがくる。だから、「瀬戸内サニーに乗船したい」と圧倒的に思ってもらえるような、それを体現する会社をサービスをしっかり育てていく。それに徹します。

どうしても、インターネットのおかげでいろんな成功者が見えるけど、僕はそういう人たちとは違う生き方を、今までにない会社の育て方をしたい。だって、キングコング西野さんとか編集者の箕輪さんたちって、その人たちがリタイアしたら言い方失礼かもしれないけど、組織は残らない。多分ここまで有名になって新しく会社作っても、「あ、キンコン西野さんの会社ね」って、なっちゃう。いつまでたってもワンマン社長の会社で終わってしまう。(なんかすごくディスってる記事になってるみたいに感じるかもですが、僕は講演で西野さんの渋谷ハロウィンの取り組みを勝手に紹介したり、書籍も全部買って付箋貼りまくって読み込んでるし、箕輪さんの編集した書籍とか普段のTwitterも拝見してて、本当に勉強させてもらっていて敬愛しています。)

大崎龍史が作った瀬戸内サニーにはしたくない。

僕は、瀬戸内サニーという船を大きく育てたい。例え僕が死んだあとも、この地域を支え、地域発で時代へ新しい価値提案をし続ける船にまで育てあげたい。だから、大崎龍史が作った瀬戸内サニーにはしたくない。プラットフォームグループの名前を「船長室」にしたくなかったのも、僕の色が強くなりそうだなあと。なので、「サニーデッキ」というオープンで開かれた名前にしたという背景があります。

だから、そういった人たちの情報はどうしてもソーシャル上で目立つし真似したくなるけど、僕は自分らしくやろうと思っています。結果として、戦術レベルでは真似するかもしれなし、「あー、サービス伸びないどうしよう…」っていう時に身を削ることは全然やりますけど(笑) それに、僕も出演したり編集したりしてクルーたちと同じように現場から事業に向き合いたい。もちろん、いつか世代交代みたいなことも考えるときがくるべきだけど、トップダウンじゃなくてぼくはボトムアップからやっていきたいんです。

ではでは、今回設立祝いでご祝儀を贈ってくださった方々、Macの相談に乗ってくれた方々、本当にありがとうございます!みなさんに恩返しできるくらい最高な会社にしたい、最高なサービスにしたい。あ、また懲りずに違う方向性で来週も募集企画をやろうと思っています。どうぞお楽しみに。

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