3.タイ王国へ #瀬戸内サニーのはじまりのはじまり

次はタイに行きタイ!!

ということで僕は海外の面白さにハマり、そっからまた香川大学のニュージーランド出身の教授に相談します。そしたら、「今年度からタイ王国にあるチェンマイ大学と香川大学が提携して交換留学制度導入する予定なんだけど、ユー行っちゃう?」って言われました(笑)

1ヶ月留学で飛行機代とか向こうでの宿泊費とか諸々含めて確か12万円くらいでいけちゃうって聞いてそれは行こうと直ぐ決断。

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タイがホスピタリティの国と言われる理由

ニュージーランドの次はタイという国の文化を学ぶことになったんだけど、タイが「微笑みの国」と呼ばれるように道行く人と目が合ったら笑顔でニッコリする。日本と同じアジアなのにそういう文化が根付いていました。大学教授のタイ文化を学習する授業で教授に質問したところ、アジア諸国のタイという地域と地政学によるところが大きいのではないかと答えてくれました。

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つまりタイを地図で見ると東南アジアのど真ん中、南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマー。そして決して裕福でない他国の経済発展状況の中、隣国同士の紛争もありました。だからこそ、そのど真ん中に位置するタイとしては他国の人に対して「敵ではない」と表現することの一つとして笑顔で微笑むという文化が根付いたそうです。

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他にも貧困な歴史背景があることから、タイの人たちの中では「おはよう」などの挨拶代わりに「Have you eaten breakfast?(朝ごはん食べった?)」って尋ねる習慣があるそうです。(現地で食べたフライドライスはめちゃくちゃ美味かった)

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日本という国をどう見るか?

他の人たちは日本をどう見てるんだろう?素朴な疑問を持ちながら、留学をしていたのですが面白い出来事がいくつかありました。僕はチェンマイからさらに6時間、首長族などの部族が近くに住んでいる田舎町にホームステイをさせてもらったことがあります。その家にいる子供達は日本の漫画・アニメにふれ、嬉しそうにその話をしてくれました。

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また、バンコク市内にはモノレールが走っているのですが、その中の社内スクリーンである飲料CMが流れていました。驚くことに、その背景には「富士山」が使われていました。後からタイの友人に尋ねると、「アジアにおいて、富士山は一つの象徴的な場所なんだよ」と言われました。日本人的にいうと、やたらCMでルート66(アメリカ横断ができるハイウェイ)やグランドキャニオンみたいな場所として使われる感覚だと思います。日本はアジアの文化交差点なのかなあと勝手に想像していました。また、下の写真はタイの孤児院にて日本文化体験をした時のものです。

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こういう経験をしながら、自分の中で、もうちょっと寄り道したい気持ちになりました。そこで、2年間大学を休学する決断をします。そして、その2年間が大きく僕の人生を変えてくれました。

続きます。

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