【ポリシー②】瀬戸内サニーは、「地方創生」「地域活性化」という言葉を一切使いません。

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「地方創生」「地域活性化」という言葉が持つ危うさ

起業する前までは、インタビューや寄稿などで、「地方創生」「地域活性化」という言葉を仕方なく使っていました。だって便利なんですよね。一発でわかってくれるから。だけども、それってすごく自分の可能性を狭めてしまう、その枠の中でしか考えられないような人間になってしまうんじゃないかという怖さがありました。

そこで、先日「瀬戸内サニーは、補助金申請は一切しません。」という制限を会社に設けましたが、もう一つ瀬戸内サニーに制限を設けます。

「瀬戸内サニーは、『地方創生』『地域活性化』という言葉を一切使いません。」

瀬戸内サニーは、「地方創生」や「地域活性化」という言葉を自分主語では使うことを一切しません。

理由は三つあります。

まず一つ目は、「地方創生」や「地域活性化」という言葉は、それ自体が目的化してしまい、本質を見誤る危うい言葉だと思っています。そもそも「地域」や「地方」とは場(エリア)の概念であって、より流動的なプラットフォームのような存在です。そう考えると、みんなが「プラットフォームを良くしよう!」という発想はちょっと違和感がありますよね。だからこそ、そのプラットフォームでどんな面白いことができるのかを考える方が大切だと思っています。

それに「地方創生」や「地域活性化」という言葉を使うと国や自治体からのお金は集まるかもしれないですが、事業の本質を見失う可能性があってそれが怖い。だから自分主語では使いたくないと思っています。

もう一つは、「地方」という言葉を無くしたいからです。「地方」という言葉は、東京以外の地域が東京(中央)の対極に置かれてまとめられている中央集権的発想の言葉で、大学生のときからすごく違和感がありました。

香川県は香川県だし、広島県は広島だし、福島県は福島県だし。「地方」という言葉が付いている言葉を使えば使うだけ、世の中に「東京と地方の対立構造」が深く刻まれていく。だからこそ「地方」という言葉がつく言葉は使いたくないと思っています。

最後の三つ目は、こういう大人言葉が若者を地域からドンドン遠ざけている原因となっているからです。そして、誰もそういう状況を望んでいないと思います。

「できるだけ若い子たちや多様な人たちに地域に関わってもらいたい!」という気持ちは、地域に関わる人たちみんなが同じように考えていると思っています。だからこそ、そういった言葉を自分主語の発言では使わずに、「瀬戸内四国地域に時代を代表するメガベンチャーを作りたい」。「香川県発で瀬戸内四国地域のインターネットテレビを作りたい」。ただただ、それだけに集中したいと思っています。それが結果として、本質的な「地方創生」や「地域活性化」に繋がると思っています。

もちろん、僕は地域の課題を少しでも解決して、もっとポジティブな地域が生まれれば嬉しいし、今後地域関連のプロモーションのご相談をいただけることはとっても嬉しいと思っています。ただ、その「地方創生」や「地域活性化」という言葉自体が中央集権的かつ排他的思想から生まれた言葉であり、その言葉をできるだけ使わずに次のポスト平成時代に生きる子どもたちに地域をバトンタッチしていければと、それを瀬戸内サニー号という時代の船を通してやっていければ、それだけでハッピーです。

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