ブログタイトルを「Think Local」から「Guerilla Local」に変えました。今の自分の気持ちを表現したタイトルにしました。
起業を迷った自分の背中を押してくれた建築家
「ゲリラローカル」という言葉は、建築家の安藤忠雄さんの「都市ゲリラ居住」という言葉から着想しています。
正直、今回の起業の決断はすごく迷いました。いろんな人が背中を押してくれていたのですが、それでも迷っていました。そんなとき、国立新美術館開館10周年の「安藤忠雄展―挑戦―」に訪れました。去年の10月くらいかなあ。
今では建築界の巨匠の安藤忠雄さんも僕と同じ28歳で、大阪に小さな事務所を開き設計活動をはじめました。展示を巡りながら、どこか28歳で独立した安藤忠雄さんと自分を重ねていました。
そして、76歳となった今でも「挑戦」という言葉を掲げ、「やれるところまでやったるで」と言っている安藤さんのベンチャー気質を感じました。28歳での独立を振り返って安藤さんは企画展の中で次のように当時を振り返っていました。
最初の10年くらいは、まず設計の仕事が中々得られない、かろうじて見つかっても敷地も狭く、予算も乏しい….といった状況で、その逆境をいかに乗り越え、自分なりの思いを実現できるか、建築を職業としていくこと自体が挑戦でした。1973年に自身の建築の意思表明として「都市ゲリラ居住」という文章を書いたのですが、このタイトルが、当時の私の気分をよく表していたように思います。
地域に今までにないゲリラを起こす気分を表しています
香川県は文化レベルが非常に高い地域です。大学生のときはアパートを出てうどん屋さんに向かう途中に丹下健三の香川県庁舎を眺めたり、直島には年に何度か訪れる度に安藤忠雄の地中海美術館や安藤忠雄ミュージアムに訪れ、その感性に触れていました。ゆったりとした時間の中で、そういった一流の作品に触れられるのは本当に幸せでした。
そして、瀬戸内国際芸術祭で直島に訪れた際に安藤忠雄さんの作品の作品発表会に偶然遭遇しました。そういった理由から、勝手に親近感を感じていた部分があったのかもしれません。
瀬戸内国際芸術祭に来ました。今日は直島。まさか、安藤忠雄さんの作品発表に遭遇するとは。。。 pic.twitter.com/sRIS7FrYP8
— 大崎龍史@瀬戸内サニー (@RyushiOsaki) 2016年4月9日
なので、僕もできるだけ「挑戦」しようと思います。守りに入ったら負けだと思っています。もちろん、ときには絶えないといけない、つらい時期もあると思っていますが、攻めれるだけ攻める。
まあ、肩の力を抜いて、失敗したら香川県でうどん屋さんでも始めるつもりでいます。正直そっちの方が成功するのは難しいかもですが(笑)
あと、瀬戸内サニーのCore Valueも決めました。「Local First(地域ファーストであれ)」「Respect(仲間を大切にする)」「Challenge(挑戦する)」です。友人のゆーくんがやってる会社MATCHAのCore Valueを参考にさせていただきました。ありがとう!また、今後詳細を書きます。
この3つを弊社クルーの行動指針として、事業を進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!!