ちょっとずつずれていく。
俺がやりたくないならやらなくていい。僕がやりたいことをやる。
人が正しいことをやりたいなんて思っていない。僕は世の中を元気に、ポジティブにすることをやりたいって思ってやっただけ。それが正しいかどうかなんて、周りの人が決めればいい。すごく独りよがりな考えかもしれないけど、だけどそれでいいんです。
僕は、「瀬戸内発で時代を代表するベンチャー企業をつくる」ことを理念に掲げて会社をやっています。そして、みんなのそれがやりたいことに繋がれば嬉しいなあって思っています。自分では、やりたい事やっただけなんですけど、いい事しちゃった風に捉えられて、メディアでも伝えられると、あ、自分っていいことしたんだって思って、人間って反動でダメになるんです。だから、本音で言うと、今回はやりたいことをやっただけなんです。
始めのWANTS(起点)は自分がやりたかったから
例えば今回のカモンベイビー西日本の取り組みだって「やりたいからやってる」。もちろん復興を願ってやってることなんだけど、強烈にやりたいことがあるからやってるだけであって、そのやりたいことがぶれるとどんどん心がブレていく。
僕は世の中のネガティブなニュースをかき消して、ポジティブにしたい、それくらいの威力のある企画だと思ってやっただけなんです。だから、まあ今回の取り組みは世の中に広く広がっていったけど、改めてしっかりと「瀬戸内サニー」という会社の理念や思想、僕がやりたいことを大切にしたい。
それは「アニマルスピリット」と呼ばれる、人の中に存在する意識的なもので、日本語だと「野心」とか「野望」と訳されるんだけど、それもちょっと違っていて。でも人間の根本にある理性じゃあコントロールできない「ポジティブな欲」みたいなものでそれを大切にしていきたいと思っているんです。とりとめのない文章になりましたが、自分の中で言葉にしておきたいくて書きました。